てんまるです、
私たちが見ている宇宙は、
私たちが作っています。
「作っている」と言っても、
私たちが太陽や月を
創造しているわけでは
ありません。
私たちが自分に合った宇宙を、
自由に認識している、
という感じです。
この「宇宙」には、
地球での生活も
含まれています。
例えば、AさんとBさんは、
同じ地球に住んでいますが、
見えている世界が違います。
Aさんには認識できるものが、
Bさんには認識できませんし、
Bさんには認識できるものが、
Aさんには認識できません。
この「認識の違い」は、
「自分が持っている信念」
に左右されます。
信念は物理的なものではなく、
情報ですので、
信念も脳の中の情報世界、
ゲシュタルト（概念）です。
私たちは、自分が持っている
情報世界に合わせて
世界を認識している、
というわけです。
誰も地球の姿を、
正しく認識している人は
いません。
私たちが見ている「現実」は、
それは正しい現実ではなく、
「現実X」なのです。
そしてこの「現実Xは、
人によって見え方が違います。
「あなた」という存在は、
実は情報です。
名前も、住んでいる場所も、
周りの人間関係も、過去も、
全てが脳からすれば情報です。
そして、それらの情報が
ミックスされて、
今の「あなた」という情報を
作っています。
「A×B×C×D＝E（あなた）」
になるのです。
そしてこの「E」という値の内容は、
人によって変化します。
なぜなら、
「ABCD」の要素は、
人によって違うからです。
例えば同じEを出力していても、
その過程で
「M×P×R×Q×H＝E」
の人もいます。
同じEではあるのですが、
それを構成している要素が
違うのです。
そしてあらゆる情報が
ミックスされて、
自分という存在、
「自分E」を生み出します。
そして現実Xは、
作られた情報である自分Eから、
強い影響を受けます。
分かりやすく分けていくと、
・本当の現実＝現実
・見えている現実＝現実X
・今の自分＝自分E
の３つです。
そして現実Xは、
今の自分Eから、
強い影響を受けますので、
現実X=自分Eのようになり、
私たちが見ている現実は、
自分そのもの、
ということになるわけです。
なので誰も、
世界の姿を正しく
認識してないってことです。
唯一、世界を正しく
理解できたのは、
ブッダですね。
ただ「悟りを開く」とは、
道端の石ころと、
親の差をつけないことです。
道端の石ころを蹴るように、
親の顔を蹴飛ばせる人が、
本当に悟りを開いた人です。
そうなる必要はないでしょう。
誰もが今の自分Eから作られる
現実Xを見ています。
この現実Xには、
宇宙も含まれていますから、
（宇宙を知るのも脳内の
情報処理なので）
なので「自分＝宇宙」
ということになるのです。
そして正しい引き寄せの法則とは、
「自分E」の情報を書き換えることで、
自分から見える「現実X」の情報を
ずらしていこう、って活動です。
見える世界が変化すると、
願望実現までの過程も見えます。
行動も自然と変化して、
自動的に願望実現に向かって
進んでいくようになります。
願望実現には、
行動も必要なのですが、
その行動とは、
自然と実行したくなるものなので、
疲れを感じることはありません。
だから正しい引き寄せを
実践していれば、
私たちは気楽に生きながら、
願望実現できてしまうのです。
そして「自分E」を書き換えるために
必要になってくる作業というのが、
正しいイメージング、
正しいアファメーションですね。
これらを繰り返すことで、
脳内の情報世界が書き換わり、
新しい自分Eが作られて、
新しい現実Xが見え始めます。
よく引き寄せの法則では
「過程は考えなくていい」
と言われたりするのですが、
それは「現状の自分E」が
思いつく過程というのは、
「現状の現実X」を
作るものであって、
だから「自分E」の情報を
書き換える前に、
過程を必死に考えても、
そこから生み出されるのは、
「現状の現実X」でしかないからです。
本当に願望実現させるためには、
まず目の前の世界を構築している
「自分E」の情報を新しく
書き換える必要があります。
こういう背景があって、
引き寄せの法則では、
「目の前の世界は、
自分が作っている」
とか、
「過程は考えなくていい」
とか言われてるんですよね。
で、こういう正しい知識を
持っていないと、
間違えた知識を覚えてしまって、
いつまでも願望実現できない、
ってわけです。
なんとなく、
正しい引き寄せについて
理解は深まってきました？
結構、大事なことを話したので、
願望実現させたいと思ったら、
何度も読んで理解を深めて
みてくださいね。
てんまる