「あなた」という幻想。
これは自分の中で
「これが私」
と思い込んでいる
自分像を指します。
「私」という幻想。
とも言えます。
私たちは周りの人間関係から、
様々な言葉を投げかけれます。
そしてその言葉を使い、
脳内に「私」という情報を
構築していきます。
「私」という脳内情報は、
最初からあったものではなく、
周りに人間関係や環境から
作られてきたものなのです。
このような話は、
以前にも話した気がしますが、
大事なことですので、
改めて視点を変えて伝えていきます。
私たちは「本物の世界」の中から、
自分にとって重要な情報だけを
認識しています。
この「自分にとって重要」とは、
「脳が重要と判断した情報」
のことです。
そしてどんな情報を、
脳が重要と判断するか?というと、
生死に関わる情報です。
脳は生き延びるために、
必要な情報を
認識するようになっています。
子供が親から影響を
強く影響を受けるのは、
親から嫌われると
死ぬリスクがあるからです。
子供は親に面倒を見てもらえないと
生きていくことができません。
なので子供は無意識のうちに、
親の価値観に反対しないように、
親の意見に同調していきます。
そうすることで、
親から好かれる可能性が上がり、
生存確率が上昇していきます。
そのため私たちの脳内には、
親が持っていた価値観が、
強く刷り込まれています。
そしてまるでそれが
正しいかのように、
私たちも無意識のうちに
認識している傾向があります。
まずこの事実に気がつかないと、
親より稼ぐことも難しく、
親とは違う人生を生きることも
難しくなります。
大体の人は、親の影響を受けて、
「自分」という情報を作るので、
親と似た収入になり、
親と似た生き方になります。
親とは違う生き方をしたいと
思ったら、まずこの親の影響に
気がつき、修正していく必要が
あります。
私たちの脳内には、
親から刷り込まれた価値観があり、
その次に義務教育空間で
刷り込まれた価値観があります。
義務教育空間の場合は、
「周りから嫌われないように」とか、
「いじめられないように」とか、
そういう視点が重要視されます。
実際には別にそれが重要
というわけではないのですが、
脳が自然と生き延びるために
重要視してしまいます。
その結果、同級生たちの発言から、
脳が影響を受けていき、
同級生から仲間と思われるように、
同級生たちと同調していきます。
さらに、同級生たちと
同じ存在であり続けるために、
同級生たちが称賛している対象と、
自分と比較するようになります。
そして賞賛対象の人物に有り、
自分に無いものに劣等感を
感じるようになります。
周りがイケメンを誉めていれば、
イケメンとの違いに劣等感を
感じていきますし、
周りが「実家が金持ち」を
誉めていれば、自分の実家が
金持ちでは無い時に、そこに
劣等感を感じます。
バカらしく見えるものですが、
脳はそのように反応するのです。
劣等感に苦しむ人は多いですが、
劣等感があるということは、
自分の中で何かに対して
劣っているという確信がある。
ということです。
では何に対して劣っているのか。
その対象を考え直してみると、
大体が学生時代に褒められていた人物。
あとは親がテレビなどを見ていて、
「この人さすがだなあ」とか、
「この人かっこいいor可愛い」と
褒めていた人物。
そういった周りの言葉を聞いて
「これが優れた人間なんだ」と、
脳は学習をしてるわけです。
そしてその対象と自分のズレを見て、
劣等感を感じていくわけです。
大人になると、
テレビを見ることで
劣等感を刷り込まれます。
簡単に言うと、
テレビで「すごい」と言われてる人と、
自分の差を見つけて劣等感を感じる。
みたいな感じです。
テレビなどは誰が出ても、
大体は「すごーい」とか、
「かっこいいー」とか
言われていますから、
まあ実際に凄いかは
謎だったりするんですけど、
脳は反応しちゃうんですよね。
「これこそが正しいんだ」
「これこそが凄いんだ」
「それに比べて自分は」
みたいな感じで
劣等感を感じるわけです。
だから基本的には、
テレビとかは見ないほうが
良いですね。
劣等感も刷り込まれますし、
脳に悪影響を受けます。
ちなみにテレビのテロップとかを
見ている時、私たちの脳みそは
思考停止になっているそうで。
そういう時間を毎日のように
作っているとアホになるそうです。
脳波の研究をして、
実際に明らかになったそうです。
こういった文章や小説などは、
頭の中で状況を想像するので、
思考力が鍛えられるそうですが、
テレビに表示される
タレントの「すごーい」とか、
ああいう文字は思考停止になって、
知能が低下する要因になるそうです。
だから基本的にテレビってのは
見ないほうがよいです。
(テレビが普及してから、
バカな大人が増えた。
という説もあります。)
このように私たちは、
周りの人間関係の言葉から、
脳に影響を受けています。
これをミラーニューロンと言いますが、
良いミラーニューロンを受ければ、
自然と収入が増えていったり、
モテるようになりますが、
悪いミラーニューロンを受けると、
自然と貧乏生活に近づいていって、
モテなくなって、人生ハードモード
になっていったりします。
だから周りに置く人間関係ってのは、
かなり気をつけないといけません。
これは「家族友人と縁を切れ」
という話ではありません。
家族友人と仲良くすることは
良いでしょう。
ただその家族友人の発言から、
私たちは脳に影響を受けている。
ということは覚えておくことが
大切です。
考え方に影響を受けたとしても、
その家族友人が好きなら、
それは関わったほうが良いでしょう。
大事なのは、
「私たちは周りの人間関係の
言葉から影響を受けている」
と覚えておくことです。
これを覚えておくだけで、
ネガティブ会話が聞こえたときに、
さりげなく離れることができます。
(脳を悪影響から守れる)
「あなた」という存在。
その脳内情報を作ってきたのは、
実は周りの人間関係の言葉だった。
というわけです。
もしもあなたが劣等感を
感じていたりしたら、
その原因もあなたではなく、
周りにあった。ということです。
私たちを操作してるのは脳ですから、
脳への影響ってのは、非常に重要です。
どんな情報を脳に送り、
どんな脳内情報を構築するかで、
私たちの収入、恋愛、生き方は
大きく変化していきます。
あなたも脳内にある
自分情報を書き換えて、
欲しいものを手に入れて、
楽しい人生にしてくださいね。
脳内情報を書き換えれば、
あなたが望む通りの人生を
作ることができますよ。
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時間とお金、場所の制限から解放されて、
毎日を気楽に自由に生きていくことが
可能です。
これは夢物語ではなく、
あなたがこれから実際に
実現できることですので、
あなたも欲しいものを手に入れて、
やりたいことを全てやって、
楽しい人生にしていってくださいね。
ということで。
私たちの脳内にある
「自分という幻想情報」
についての話でした。
ぐっばい。
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