願望実現と、オズの魔法使い

「オズの魔法使い」
という物語があります。

オズの魔法使いには、
臆病なライオン、
全身ブリキの男、
おしゃべりなかかし、

そしてドロシーという
女の子が出てきます。

 

この４人が色々あって、
オズという国に行きます。

（人ではなく匹でもありますが、
面倒なので人でまとめます。）

物語の内容は省略しますが、
この４人は願望を持ってます。

 

臆病なライオンは勇気が欲しい。
全身ブリキの男は心が欲しい。
かかしは頭脳が欲しい。
ドロシーは家に帰りたい。

この願望を叶えるために、
４人は色々な課題をクリアします。

そして全ての課題を達成し、
オズの国の魔法使いに、
願望を叶えてもらうことになりました。

 

ですがオズの魔法使いは、
ライオン、ブリキの男、カカシを見て、
こう言います。

「もうみんな欲しいものを持ってる」

 

臆病なライオンは、
勇気をすでに持っていました。

ブリキの男は、
感情を表現できる心を
すでに持っていました。

かかしは脳みそは無いのですが、
問題を解決する考える力を
すでに持っていました。

「だからもうみんな手に入れてるよ」
って話だったんですが、
それでもみんなは納得しないわけです。

（この時点でドロシーの願望だけは、
まだ達成できてません。）

 

そしてみんなが納得しないので、
オズの魔法使いは数日後に、
再び３人に来るように伝えました。

 

そして後日、
オズの魔法使いは３人を集めて、

ライオンには勇者の証の賞状を。
（バッヂと言われる時もある）

ブリキの男には手作りの心臓を。
（布と綿で作った心臓を）

かかしにはテキトーに作った脳を、
頭の部分に入れてあげました。

そして３人は大満足して、
自分に自信を持てるようになり、
その後にそれぞれどこかの場所の
王のようになってました。

 

まあ最後にドロシーも
色々とあって家に帰れます。

ただここで大事なのは、
ライオン、ブリキの男、かかしたちです。

 

この３人は特に何も
変化を与えられてません。

オズの魔法使いから与えられたのは、
「君なら大丈夫だよ」という
「儀式的なものだけ」です。

特に何か肉体的な変化や、
知能を向上させてもらえたとか、
そんなことはされてません。

ただ「これなら大丈夫」という
「証明を提供された」だけなのです。
（その証明もオズの魔法使いの手作り）

それでも３人は大満足して、
自分に自信を持てるようになり、
能力を引き出せるようになってます。

 

何が言いたいかと言うと。

私たちは子供の頃から大人になる過程で、
このような「他人からの評価」に、
自分の心を支配されています。

「あなたにできるわけがない」
「そんな夢、叶うわけがない」

そんな言葉を言われていると、
「自分にはできないんだ」と
思い込まされてしまいます。

本当は能力が高いのに、
そのように洗脳されているせいで、
不自由な人生になってる人たちが
世の中には意外と多いのです。

 

例えば学歴。

「自分は学歴が無いから」
と思ってを諦める人がいます。

これはオズの魔法使いの、
かかしと同じ状態です。

「自分は脳が無いから」

それでもかかしは、
脳は無くても考える力があり、
賢かったのです。

 

学歴が無くても、
自分の頭で疑問を持てて、
考えられる人は多いです。

でも学歴という社会証明を
持っていないという理由から、
能力を抑えてる人もいます。

そして本来ならもっと稼げて、
もっと自由に生きていけるところを、
安い給料で働き続けてしまったり、
やりたくない仕事をやったりしてます。

 

ライオンも、きこりも同じです。

ライオンもビビリではありましたが、
それでも恐怖を感じながらも、
問題に立ち向かい続けました。

ブリキの男も心臓を貰う前から、
ドロシーたちを心配したり、
人間らしい心を持っていました。

ですがその証明が無いから、
みんな自分の能力に
確信を持てなかったわけです。

そのせいで能力が低下していた。

 

願望実現も、
これと似たような部分があります。

先ほどの学歴の例と同じですが、
自己評価が低いせいで、
自分の未来の可能性を
狭めている人は多いです。

 

「自分の学歴なら、
自分の年収はこれぐらい」とか。

「自分のこれまでの生き方なら、
これからも自分はこんな人生」とか。

「自分の容姿はこうだから、
恋愛ではこうなる」とか。

そうやって今の思い込みをもとに、
これからの未来を決めてしまってるわけです。

 

ですが過去は未来ではありません。
過去はただの情報です。

未来も情報ではありますが、
未来は自由に変えられます。

過去が貧乏だったからといって、
未来でも貧乏でなければいけない。
なんてルールはありません。

昔がモテなかったからといって、
これからも非モテじゃないといけない。
なんてルールは無いのです。

未来は自由に変えられます。
好きな生き方をしていいのです。

 

良いメンターを持つと、
オズの魔法使いのように、
可能性を引き出してくれます。

相手の思い込みを壊してくれて、
新しい世界に移動する可能性を
引き出してくれます。

私たちの人生を操作してるのは、
私たちの脳みそです。

そしてその脳みその中に、
どんな思い込み情報があるかで、
私たちの人生は変化します。
（思い込み＝脳内の情報世界）

 

私たちの脳みそは、
五感を通して外の世界を認識してます。

そして五感から入ってきた情報は、
脳の中で電気情報になり、
「どれが重要で、どれが非重要か」と、
情報処理されていきます。

そして私たちは脳が重要視した情報だけを、
外の世界として認識できますし、
行動に繋げることができます。

 

極端な話をすれば、
もしも目の前に赤いリンゴがあっても、
脳がそれを情報処理しなければ、
私たちにはリンゴが見えないわけです。

そのように脳の情報処理によって、
見えない世界が発生することを、
心理的盲点の発生と言います。

「願望実現させる方法が分からない」
という悩みは、願望実現させる方法が
心理的盲点に隠されてるからですね。

脳内情報を書き換えていけば、
心理的盲点が外れていって、
必ず願望実現させる方法が見えてきます。

そして行動も自然と変化して、
着実に願望実現に向かいます。

 

多くの人が収入で悩みますが、
その収入を決めているのは、
私たちの意識なんですよね。

そしてその意識が行動を選び、
行動が仕事や作業を選び、
その結果に収入が決まる。

脳内情報が書き換わっていけば、
自然と仕事も作業も変化して、
収入も変わってくるわけです。

だから情報世界を書き換えていけば、
年収１０００万円になるとか、
高級車に乗るとか、タワマンに住むとか、
そこら辺は確実に実現できるんですよね。

 

他の願望でも、
正しい作業を進めていけば、
心理的盲点が外れていって
願望実現に進んでいきます。

あなたの願望実現の答えも、
脳内情報にありますよ。

 

そして脳内情報を書き換える作業が、
正しいイメージングや、
正しいアファメーション、
あとは臨場感上げなんですよね。

脳内情報に影響を与えていけば、
自然と見える世界も変化して、
行動も変わり、現実も変わります。

思い通りの人生が着実に
現実化していくんですよね。

 

やっぱ人生は自由なほうが面白いですね。

服とかも、
気になった服を値段を見てやめるよりも、
「いいな」と思った服を買うほうが
当たり前ですが満足度は高いですね。

家選びも、値段で妥協せずに、
自分が満足いく家に住むのが良いですね。

そういう生活は脳があれば
誰でも現実化できますので、
あなたも脳機能を最大限に引き出して、
自由な人生を楽しんでいってください。

 

オズの魔法使いに関しては、
本によって多少内容が違いますが、
まあ伝えたいことは伝えられたかな。
という感じなので良いことにします。

あれは話が長いので、
今回の話を聞いた後に
読んでみる必要はないと思います。

今日話した大事な部分だけ
参考にすれば良いと思います。

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