商品は余り物である

この世に売られている商品は、
全て販売者の余り物です。

「余り物」を聞くと、
聞こえが悪いですが、
ただ事実として余り物です。

使わない価値が余っているから、
だから値段が付けられて
売られているわけです。

 

これは大昔の
物々交換時代を考えれば
分かりやすいと思います。

 

元々人類は、
自分たちが食べる分の食べ物、
自分たちの生活に必要なものを
手に入れていました。

そこから効率化が進み、
自然と余分に量が
取れるようになりました。

自分たちの生活には
不要な余り物が出てきた。
というわけですね。

 

そしてそれを捨ててしまうものは、
もったいないですし、

それを欲しがる人もいたので、
余った価値と、相手の持っている価値を
交換するようになったわけです。

これが物々交換の始まりですね。

 

そこから。

物と物で交換していると、
相手の持っている物の中で
自分が欲しい物がないと
取引不成立になり不便なので、

市場参加者の共通価値として、
お金という数字が出てきました。

 

例えば魚は３点、木の実は１点、
その点数分のお金さえ持っていれば、
それを誰でも買えるようにしたわけです。

そのような共通価値ができたことで、
大勢が誰とでも取引ができるようになり、
経済規模が拡大していきました。

 

まあそこから
銀行の信用創造が始まり、

まあ銀行の信用創造は
世界を騙している巨大詐欺なのですが、

今回のテーマとはズレるので、
ここでは割愛していきます。

 

今回のテーマとしては、
「商品は余り物である」
ということですね。

なので自分が持っている価値で、
余っていないと思うものは、
相手に提供しなくて良いのです。

 

例えば人生の時間には
限りがありますので、
時間を大切にしたいなら、
時間を売らなくて良いのです。

多くの会社員の方々は
自分の労働時間を売っていますが、
それをもったいないと思うなら、
時間は売らなくて良いのです。

その代わりに、
時間以外の価値を提供して、
その対価としてお金を稼げば、
資本主義は自由に生きていけてしまいます。

 

お金を稼ぐためには
何かしらの価値を
売っていく必要があります。

そして価値が売れた時に、
対価としてお金という道具が
手に入ります。

これはどのような稼ぎ方にも
共通することですね。

 

この「価値」というのは、
形がある物の時もありますし、
形がない物の時もあります。
（一緒にいて楽しいなど）

どのようなものでも、
そこに価値を感じる人がいて、
そこに値段が付けられれば、
商品として売ることができるのです。

（キャバ嬢などは、
自分と話す時間などに値段をつけて、
それを商品として売っていますね。）

 

また自分が持っている価値を、
誰にいくらで提供するかは
本人の自由ですので、

自分の納得できる金額で、
自分の価値を提供して良いわけです。

なので極端な話をすれば、
自分と１時間話すことに
１０００万円の価値を感じる人がいれば、
１０００万円で売っても良いのです。

 

例えば億万長者のウォーレンバフェット、
海外の投資家ですね、この人とのランチは
２５億円で落札されました。

ウォーレンバフェットと話し、
思考に良い影響を受けることが、
２５億円以上のリターンを生む。
と考えた人がいたわけです。

 

まあ実際、人と話すことで、
私たちの脳は良くも悪くも
強く影響を受けていきます。

なので良い考え方を持つ人と話すことに、
それだけのお金を支払っても、
やり方によっては値段以上の利益を
生み出すことができてしまいますね。

 

私も友人とラーメンを食べた時に、
転職相談をされて、アドバイスしたら、
友人の年収は２００万円以上、増えてました。

ラーメンを奢ってくれたのですが、
彼は７００円ぐらいの投資で、
２００万円を手に入れたわけです。
（もちろん、彼の努力もあります）

と考えるとウォーレンバフェットとのランチに
２５億円を支払える人であれば、
そのランチから１００億円、２００億円と
生み出すこともできてしまうでしょう。

金持ちになる人たちは、
そんな感じで形の無いものにも、
どんどん投資をしていますね。

 

自分が持っている知識も、
それを自分が誰かに話してもいいと思うなら、
それを人に教えることで、
お礼にお金を貰うことができます。

このような情報発信事業は、
それの良い例ですね。

学べ学ぶほど、
助けられる人の数が増えて、
社会貢献しながら、
大金を稼げてしまいます。

 

さらにはコンサルティングなどになれば、
提供できる自分の時間に限りがあるので、
需要と供給のバランスから、
数十万円〜数百万円の価格提供となります。

そのようなコンサル活動を
３０名程度に提供するだけでも、
簡単に年収は１０００万円を
超えていってしまうのです。

個人のコンサル事業だけでも、
それぐらいが稼げてしまいますから、
そこに教材公開なども含めていけば、
個人収入はさらに増えていきます。

そのようなビジネスモデルを作れば、
在宅でパソコンをカチャカチャと
１人で気楽に操作しているだけで、
十分にご飯を食べていけてしまいます。

 

話が少しそれてきましたが。

 

もしもあなたがお金をさらに
稼いでいきたいと思ったら、
今回の話を意識してみてください。

これを意識していくと、
人間関係のストレスを感じることなく、
お金を稼げるようになります。

 

追伸

何かの技術がある人などは、
その技術を活かして服や腕時計を
作ることができます。

それらは自分用に
作られたりするのですが、
それを欲しがる人が出てくると
商品になったりするわけです。

そして技術を持っている人が、
その人しかいなければ、
需要が増えれば増えるほど、
価格も上がっていくことになります。

コロナ中にマスクが
値上がりしたのと同じですね。

このように価値のあるものを生み出し、
それを提供できる人物になれば、
お金は何度でも好きなように
稼げるようになっていきます。

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