「ねばならない」はダメなのか

人生を自由に生きるためには、
基本的には「ねばならない」の考え方は
良くありません。

ただこれに関しては、
「他人から与えられた、ねばならない」
の話であって、

「自分で決めた、ねばならない」
に関してはあってもOKです。

 

例えば、
自分で「痩せよう」と思った場合、
「お菓子を我慢しなければならない」
となる可能性があります。

この「ねばならない」に関しては、
「自分が実現させたい未来」のための、
ねばならないですので、あっても良いです。

 

ただ自分の意思と関係ないもの、
自分の理想とは関係のないもの。

例えば「彼氏と別れたい」と思っている時、
「付き合い続けなければならない」
と思うのは、それは良くありません。

そのように
「自分が望まない未来に繋がる、
ねばならない」に関しては、

「なぜそう思っているのか」を
疑っていく必要があります。

 

自分で自分に
制限をかけるのは良いですが、

そうではない、
自分が望んでいないのに、
なぜか無意識レベルで
制限がかけられているもの。

そのような幻想には
疑問を持つことが大切です。

 

例えば

「お金持ちにならねばならない」
「会社員にならねばならない」
「美人でなければいけない」
「高学歴でなければいけない」

意外とこのような幻想に脳みそ支配され、
悩んでいる大人がいたりします。

（「でなければいけない」も、
「ねばならない」と同じと考えて良いです）

 

このような幻想の多くは、
大体が「親の発言」から
作られている傾向があります。

親が学歴厨だと、
子供にも学歴を求めて、
「学歴の無い人間はカスだ」
と家で話したりします。

まあそもそも今の日本は
資本主義社会ですので、
カネを稼げば学歴なくても
自由に生きていけるんですが、

学歴厨タイプはサラリーマンなので、
そういう世界を知らないみたいです。
（雇われ世界だと、学歴は、
ある程度の自己証明になります）

ですのでそういう親を持つと、
無意識レベルで学歴厨の価値観を
子供時代から刷り込まれて、
差別思想を持ってしまったりします。

 

ただそのような他人から与えられた
「ねばならない」に関して生きると、

それらを達成し続けたとしても、
どこか満足ができない、
不満のある人生になります。

それは「本心とは違う生き方」を、
強制的に選ばされているからです。

そのため学歴があっても、
お金があっても、
生きていて楽しくないのです。

 

ただそのような生き方を、
自分が「他人から選ばされている」ことに、
本人が気がついていなかったりします。

そのため自分が教わってきた価値観では、
自分の生き方が高評価をされるべき
であるにも関わらず、その自分が認められず、

自分が教わってきた価値観では、
レベルが低いと評価される人物たちが、
楽しそうに生きているのと見ると、
そこに嫉妬感を持ったりします。

SNSの他人への嫉妬などには、
そのようなものも含まれています。

 

まあ幸せに生きる方法は、
自分の本音に従って
好きに生きることなのですが、

意外とそういう「ねばならない」に
脳みそ洗脳されている自称エリートは、
その道を選ばなかったりします。

ですので、高学歴、高収入でも、
人生に不満を持ちながら、他者に嫉妬し、
SNSで愚痴を言い続けていたりします。

 

まあ、ああいうSNSの
自称エリートの愚痴は、

「僕の価値観こそが正しいんだよ！
みんな気がついてよ！」

という心の声みたいなものですね。
まあ「それは本人の誤解」なのですが。

 

さてさて。

このような感じで他人から与えられた
「ねばならない」に従っていくと、
社会的に良いと評価される人生になっても、
どこか不満のある人生になったりします。

それとは違い、自分で生き方を選び、
自分の理想を実現させるために、
自分で「ねばならない」制限をかけ、
成長進化していく人は、

どんどん理想に近づいていき、
充実した楽しい人生になります。

 

「ねばならない」が悪なのではなく、
「他人から与えられた、ねばならない」
に従うのは少しの問題があり、

「自分で決めた、ねばならない」
「自分の夢に繋がる、ねばならない」
に関してはあってもOKということですね。

 

ちなみに私も自分に制限をかけていて、
体型維持するために

「定期的に運動しなければならない」とか、
「お菓子は我慢しなければならない」とか、

そういう自己制限は作っています。
ただそれを守ることで自分の理想の人生、
自分が嬉しい人生になるので良いわけです。

 

「ねばならない」の制限に従うときは、
それが「自分で決めた自己制限」なのか。
それとも「無意識に与えられた制限」なのか。
そういうことを考えることが大切ですね。

「ねばならない」の大体の制限は、
親や、育ってきた環境から
刷り込まれてきたものがほとんどです。

ですので、そのような古い幻想に関しては、
ぶっ壊して、新しい自由な幻想を持ち、
好きに生きていくのが良いですね。

（古い幻想に従っていると、
いつまでも人生を変えられなかったり、
親や友人と似た生き方になっていきます）

 

この視点は、願望実現させるために、
大事な視点となっていますので、
理解を深めてみてください。

まあ自分の意思で
「願望実現しなくても良い」
と思う場合には、
理解を深めなくてもOKです。

これも全て、
あなたの自由意志です。

あなたの自由意志を
大切にしてあげてくださいね。

 

追伸

「自由に生きる」とは、
「責任を持つ」ということです。

仕事をしたくないなら、
仕事をしなくて良いですし、
勉強したくないなら、
勉強しなくて良いです。

ただその結果に
どんな人生になっても、
それは自分の責任だよ。
ということですね。

その結果の責任を持って、
好きな選択をしていくことが
「自由に生きる」だったりします。

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