「悟り」というものがあります。
「悟り」とは、
簡単に言えば、
「この世が空である」ことを
知ることです。
例えば
「高級車なんて無くてもいい」
という考え方は、
その通りで正解です。
車を買う目的が
「ただ移動するだけ」なら、
高級車である必要はなく、
軽自動車で十分です。
「服は裸を隠せればいい」
という考え方も正解で、
服は裸を隠せれば、
まあそれはそれで良いでしょう。
髪型も
「邪魔じゃなければいい」
と言えば、
まあそうでしょう。
食事も
「栄養さえ摂れればいい」
と言えば、
それはそれで良いでしょう。
このように物事の本質を見抜くことを、
「この世が空であると知る」ことを
「悟りを開く」と言います。
「悟りを開く」と言うと、
とても難しそうですが、
今の時代なら中学生でも悟れます。
釈迦が悟りを開いた2500年前と、
今の時代では環境が違いますので、
釈迦が生きていた時代の大人よりも、
今の時代の中学生のほうが賢いです。
(全ての中学生が、
賢いわけではないですが)
なのである程度、人生について考えれば、
厳しい修行などをしなくても、
この世がどんな場所か。
人生とは何かが分かってきます。
このように世界の本質が空であること、
人生が死ぬまでの暇つぶしであることに
気が付く事を「空観(くうがん)」と呼びます。
悟りを開けている人とは別で、
悟りを開けていない人たちもいます。
どんな人かと言うと、
「金持ちこそ成功者だ」
「この世は金が全てだ」
「女性は綺麗じゃないと意味がない」
「高学歴じゃないと人間じゃない」
といった「思い込み」を
本気で信じている人たちです。
どれも本人の思い込みであって、
別にその信念とずれた生き方をしていても、
余裕で自由に人生を生きていけてしまいます。
ですが本人はそういった「煩悩」に
取り憑かれていますので、
その思い込み世界から抜け出せません。
このような煩悩、思い込みに脳を
支配されている状態を
「仮観(けがん)」と呼びます。
「結婚指輪は給料3ヶ月分」とか、
「結婚式は絶対に必要」とか、
「誕生日は夜景が見えるレストランで」とか、
「男ならロレックス」とか、
こういう思い込みも仮観ですね。
本人の思い込み世界です。
そういう脳内情報を持つように、
メディアや環境から洗脳されています。
仮観が悪いわけではありません。
仮観は仮観で面白いものもあります。
例えば「おしゃれをする」などは、
空観で言えば、おしゃれは不要ですが、
仮観で考えれば、おしゃれをしたほうが
気分が良くなったり、褒められたりします。
なので「人生を楽しむ」ことを考えると、
「おしゃれは不要」と空観で悟りながらも、
「おしゃれも楽しんでみるか」と、
仮観の世界も楽しんでみるのが良いです。
(ちなみにこのように空観を知りながら、
仮観を楽しむことを、中観と言います。
後ほど説明します。)
高級車もそうで、
高級車が無くても生きていけますが、
買ったら楽しそうだったら、
買って乗ってみるのが良いです。
そしたら何か新しい発見も
あるかもしれません。
本質的には必要ない高級車でも、
乗って気分が良くなるのであれば、
それは「気分を良くする」という
効果は生み出してくれています。
レストランも、ブランド品も、
空観で言えば不要なものたちですが、
誰かが作ってくれた仮観の世界を
エンタメとして楽しむと、
死ぬときに
「あの料理は美味しかったなあ」
「楽しい人生だったなあ」
と思えるかもしれません。
この感じ方は人によって違いますので、
そう思わない人もいると思いますが、
それでも挑戦してみる価値はありますね。
レストランも、ブランド品も、
そこに夢中になる人たちがいるわけですから、
何かの魅力がある。ということです。
であれば、その魅力を知るために、
人生経験として挑戦することは
悪いことではないです。
話のネタになったり、
新しい世界が見えたり、
何かのメリットがあるかもしれません。
このように空観で無と分かりながらも、
仮観の世界を楽しむ考え方を
「中観(ちゅうがん)」と呼びます。
人生を楽しむために重要なのは、
この中観を持つことです。
もっと分かりやすく説明すると、
某遊園地のミ◯キーの中には、
人間がいることは大人であれば
誰でも分かると思います。
これが空観です(大体の大人)。
ミ◯キーの中に人間なんて入っておらず、
ミ◯キーというキャラクターが
1体の生き物であると信じている大人も、
もしかしたらいるかもしれません。
これが仮観です(大体は子供)。
某遊園地を楽しめる人は、
ミ◯キーの中に人間がいると分かっていても、
某遊園地の中ではミ◯キーを楽しめる人です。
これが中観です。
人生という場所を楽しむために重要なのは、
この世が無であることを受け入れた上で、
その無な世界のエンタメを楽しむ
中観視点を持つことです。
大人の中には「人生は無だよ」と言い、
人生を諦めている人もいるみたいですが、
そんなの中学生でも理解できることで、
大事なのは、その無の世界を楽しむことです。
本質的な話をすれば、
別に楽しむ必要はないのですが
死ぬ理由もないなら、
楽しんだほうがいいでしょう。
と考えると、人生は挑戦する場所で、
死ぬまで遊び続けるような場所と言えます。
仕事も、恋愛、料理も、旅行も、
全てが挑戦の遊びです。
思い切り挑戦してみるのが良いです。
「あの世、魂、輪廻転生、神」
こういったスピ系の世界観は仮観で、
空観で言えば存在しないものですが、
まあそれらを信じることで、
信じている人が人生を楽しめるなら、
まあ信じたら良いと思います。
それらを信じることで、
何かの安心感を感じることができるなら、
まあ存在価値はあるでしょう。
(ただ魂や輪廻転生の考え方は、
差別を生む要因になったりするので、
扱いには注意が必要ですが。)
空観、中観、仮観。
このように言語化することで、
世界をより深く理解できます。
また意識的に空にもなれて、
意識的に仮も楽しめるようになります。
空観に偏ったり、仮観に偏ると、
1つの世界しか見えなくなりますので、
人生を自由にIQ高く楽しく生きていきたければ、
中観を持つことを意識していくと良いです。
追伸
煩悩を持つことは
悪いことではありません。
「美人とセックスしたい」
「ブランド品が欲しい」
「ロールスロイスに乗りたい」
「広くて大きな家に住みたい」
このような欲を持つことは
悪いことではありません。
これらは人生を楽しむための
スパイスのようなものですから、
多少持つのは良いことです。
ただそれに意識を奪われて、
物事の本質が見えなくなると、
視野が狭くなってしまいます。
なので煩悩に関しては、
中観を持ちながら、
欲しいものを求めて手に入れて、
人生を楽しんでいくと良いですね。
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